備え梅

備え梅 BLOG

2017/02/23

発売記念イベント!

jumpei

備え梅の発売日「3月4日」に合わせて
発売記念企画イベントを開催します!
ご共催くださったのは、
BambooCutが「立ち喰い梅干し屋」などの企画で
お世話になっている築地老舗の「うおがし銘茶」さんです。
うおがし銘茶さんの銀座店「茶・銀座」の2階で
「備え梅」1粒と「自然栽培茶」など数種類のお茶を
じっくりと楽しんでいただくという催しです。

「備え梅」は「梅干し」と「パッケージ」の
スペックにごだわった商品です。
その梅干しは、
乗松祥子さんという職人がひと粒ひと粒丁寧に作りあげた
「おいしさ」と「力強さ」を兼ね揃えた
まさに「日本」を感じる味わいです。
昔ながらの製法により、塩と赤紫蘇のみ使用の「無添加」
賞味期限は3年を保証しています。
1粒の深さを、ぜひ味わっていただきたいです。

そして、
うおがし銘茶さんがご用意していただくお茶のなかで
「ぜひ、味わってください。」と推薦していただいたのが
「自然栽培茶」です。
農薬も肥料も使わない農法のため、大量生産が難しく、
とても貴重な茶葉なのにも関わらず、
「おいしさ」にこだわるうおがし銘茶さんは 
収穫できたとしても、商品としての「合格」基準を
甘くすることはなく、厳しい目で選び抜き
販売されている商品です。

「抱朴含真」(素朴の中に真実がある)

この言葉を掲げ、まさにこの言葉通りのおいしさを
味わっていただけるお茶となっております。
梅干しもお茶もそれぞれの職人が作る日本文化の食。
お客様には「日本には、こんな梅干しとお茶があったんだ」と、
再発見と楽しみを感じていただけたらと思っています。
会場で「備え梅」も販売いたしますが、
発売記念イベントということで、
うおがし銘茶さん の「自然栽培茶」のテトラパックも
4個付けさせていただきます。
ぜひ、ご参加くださいませ。
ご来場を心よりお待ちしております。
_____________________________

イベントタイトル(ダブルネーム):
・「日本には、梅干しがある。」
・「すっぱいめぐりあい」
会場:うおがし銘茶「茶・銀座」2F    
〒104-0061 東京都中央区銀座5丁目5−6
日程:2017年3月4日(土)
時間:12:00~17:00
   ※お好きな時間にお越しください。
   ※お待ちいただく場合がございます。
料金:お一人さま700円(税込)
お問い合わせ:ume@bamboo-cut.jp
共催:うおがし銘茶・BambooCut

2017/02/17

すぐ動こう!

jumpei

こんばんは。BambooCutの竹内です。
前回は「商品名から決まった。」
というお話を書かせていただきました。

「備え梅」を思いついたときは
それなりに「想い」と「勢い」があったとはいえ、
ぼくたちはイベントの企画や制作がメインです。
「食」にまつわる商品づくりのノウハウも
体制も整っていないなか、どう進めていいのか、
そもそも、この企画はどうなんだ!?
そんな頭の中がゴチャゴチャな状態でした。

東京に戻り、頭のなかは「備え梅」のことだらけ。

その数日後、ライターの唐澤和也さんとお話をし、
「備え梅」は前に進むことになります。

唐澤さんは「備え梅」の企画を
じっくりと聞いてくださり、
力強い声でこう言ってくれました。
「すぐ動こう!動いてみないとわからないし、
なにより次の非常時は明日来ても不思議じゃない。」

この言葉がなかったら、
きっと、今日も備え梅は「名前だけ」のままでした。

強く、たくましい言葉に背中を押されて、
企画書の1枚も無いまま、
「備え梅」は1歩前進したのでありました。

(つづく)

唐澤和也さんのお仕事:
月刊LOGOS
andrecipe
気仙沼漁師カレンダー

2017/02/15

商品名が1番はじめに

jumpei

こんにちは。BambooCutの竹内です。
前の投稿にもすこし書きましたが、
備え梅を企画した「きっかけ」を
詳しく書きたいと思います。

昨年の4月。ぼくたちBambooCutは
京都で「お茶メでポップなUMECha Shop!
というイベントを開催していました。
梅干しをより身近にしようと考えた
アイスクリーム屋さんのような梅茶漬け屋です。

そんなイベント期間中、スマホのニュースで
「熊本地震」のことを知りました。

東日本大震災のとき、ぼくたちはまだ大学生で、
正直「被災地のために」という行動を
積極的に取り組む精神は持ち合わせておらず、
ただただテレビの前で無事を願いました。

大学を卒業後、糸井重里さんが主催する
webサイト「ほぼ日刊イトイ新聞」の会社
株式会社ほぼ日に入り、気仙沼との繋がりを
たくさんいただきながら働きました。

熊本の震災のとき、ぼくはすでに独立して
まがいなりにも「企画業」を名乗っていたわけです。
だからこそ、なにか力になりたかった。
物資として梅干しを送ることを考えました。
しかし、それは梅干し屋さんができること。
自分たちのイベントを無料開催することも考えました。
しかし、それが実現できるであろう頃には
もっと別のことが求められていると思いました。

ようするに、なにもできませんでした。

そんなときに、東京から京都に出張中だった
ある方がイベントに来てくださり、
こんな話をしてくださいました。

「被災地の子供たちが、ごはんを思うように食べれず、
歯も磨けずで「よだれ」が出なくなってるんだって。
そのせいで免疫力が下がって、病気にかかってるみたいよ。」

そのとき、梅干しがチカラになれるとすぐに思いました。

「次の震災のために」

いや、もちろんなにも起こらないほうがいいに決まっています。
けれど、そんなことはあり得ない。

梅干しを備えておいてもらう「備え梅」をつくろう。

まずは「商品名」が1番はじめにに決まったのでありました。

2017/02/14

お披露目

jumpei

こんにちは。BambooCutの竹内順平です。
まずは、このホームページを見ていただけて
とても嬉しくおもっています。
本当にありがとうございます。

昨年の4月、ぼくたちBambooCutは
この「備え梅」という商品を企画し、
制作を開始しました。
熊本大地震で考えさせられたことが
きっかけだったのですが、
ぼくらがたどりついたキーワードは
「次の震災のために」でした。

なぜ、梅干しだったのか?

BambooCutは、ライフワークとして
梅干しと向き合ってきました。
2014年に「梅干しでたのしむ」を表現した
にっぽんの梅干し展」を企画し、
渋谷・京都・大阪・フランス・紀州を巡回。
立ち喰い梅干し屋」を表参道ヒルズで開催し、
梅干しを食べてもらう喜びも知ることができました。
梅干しの魅力を追求し様々なイベントを企画しては、
新しい発見する。そんな3年間の活動を通して、
梅干しには、農林水産省が推奨するほどに、
災害時や緊急時に「助ける力」があることを知りました。

では、どのようにして「梅干し」を「備える」のか?

保存性、耐圧性に優れた個包装。
携帯性を考慮したパッケージ。
梅干しは「幻の梅」とも呼ばれる
「杉田梅」を長年漬け続けている
職人・乗松祥子さんの梅干し。
梅干しの「助ける力」と
乗松さんの梅干しの「力強さ」を融合させた
まるでお守りのような防災アイテム、
それが「備え梅」です。

いまのぼくらにできること。
それは、「備え梅」を
未来への贈り物にすることです。

発売予定は【2017年3月4日】。

それまでの過程や情報。
そして、これからのことを
ここに綴っていきたいと思います。

みなさん、お付き合いよろしくお願いします。

BambooCut(株式会社バンブーカット)
代表取締役・竹内順平